INNOVATION CHALLENGE #01 YUKAKO HATA

【後編】パラアスリートの言葉からひもとく支援

イノベーション本部の小平美帆さんがタイヤの技術を活かして開発したスポーツ義足用ゴムソールを昨シーズンから使い、パラトライアスロンに挑んでいる秦由加子選手。パラアスリート技術支援の発表会で、実際にそのソールを着用して試合に出場した自身を振り返り、その想いを語ってくれました。

「ゴムや自転車に関する専門的な目線からのサポートはとてもありがたいと思っています。(ブリヂストンの方が)実際にレースで精一杯応援してくださった後で、用具の調整や要望を聞いてくださること……それが力になってのコレです」と、胸元に輝くワールドカップの優勝メダルを持ち、微笑んだ秦選手。
ヨーロッパの石畳はツルツルで、ものすごく滑るんです。身体は元気なのに思うように走れないことが悔しくて。それが、ブリヂストンのソールで出場したら、感動するぐらいのグリップ感と本当に安心して走れることに驚きました」

アメリカ・フロリダ州サラソタで今年開催されたワールドカップでは、急きょ発生した水中の藻類による影響で得意のスイムがキャンセルとなり、ラン・バイク・ランに競技が変更となった。この状況下でも、ベストを尽くすことができたと言う秦選手。苦手であったバイクとランで結果を出せたことは、自信につながったと振り返ります。

「義足を使ってバイクをこぐことはとても難しい。膝がないので、膝下のコントロールができないんです。どうやって義足からペダルに力を伝えていくかを、義足の長さや自分の体型から力の入れるポイントなどを調整いただいて、すごく変わりました」
ブリヂストンサイクルによるペダリングの計測データに基づいたフォームの分析・アドバイスが、秦選手のさらなる進化を導きました。

今後の抱負を聞かれた秦選手は、「東京2020パラリンピックで、チームブリヂストンで一緒に喜べる結果を出したいと思っています」と、目標を語ってくれました。

【前編】スポーツ支援の取り組みから新たな挑戦へ【前編】スポーツ支援の取り組みから新たな挑戦へ
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